『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第1期完走の感想。
前回、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』放送直前SPを観たことを書いた。
あのあとさっそく鑑賞開始、先日ついに25話まで観終わったので感想を書こうと思っている。26話の見逃し配信期間中に間に合ったーーー!!第2期のスタートを観ずに毎週観るのは微妙だし、かといってDVD出るまで待てないしな。
わたし自身は前回も書いているように、ガンダムには詳しくないので「ガンダム」の名を冠した作品としての「鉄血のオルフェンズ」の評価はわからないのだが、わたしのようなニワカが観たオルフェンズはおもしろすぎて毎話震えてたよ…!
以下感想はがっつりネタバレ含んで投下します。進行中の方はお気をつけて。ガノタの方がもし読んでいたら、ニワカの感想だと思ってお手柔らかにお願いします。
いつもジャニネタでブログ書いているわたしですが、今回はジャニーズはぜんぜん関係のない内容です。あ、でも一言だけ。たいぴちゃん、あなたがジーンズを愛する気持ちがことしもかたちになりますように。
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これ欲しいわ…買うか…って思ったんだけどプレミアついてた。
とりあえず感想のまえに声を大にして言いたいのは
ビスケットのネタバレ、放送しちゃだめなやつじゃね??
いや、2期の直前スペシャルだから、1期観た人が見ているだろうという前提かもしれないし、インパクト大のシーンを見せて一気に惹きつける目的もあったのかもしれない。だけどあの番組で惹かれて円盤買ったりレンタルに走るひとがいるかもしれないことを考えるとあれ一番やっちゃダメなやつじゃないかなーそもそもまずあそこに召喚された宮田くんは未視聴のひとだしな…
というのも、わたし自身は視聴前にビスケットというキャラの立場をよく理解していたわけじゃないので、大勢いる仲間のうちのひとりで、とはいえそのなかでも主要キャラクターなのだろうくらいの感覚でいた。もちろん戦いを描くわけなので仲間の死という描写は避けられないだろうし、おそらくビスケットという子だけじゃなく色々な仲間が死んでいく鬱展開なんだろうな…と思い描いたのよね。
いざ、見始めるとビスケット超~~~~~重要キャラでやんの。しかも参謀、冷静、頭脳、やさしさ、ストッパー、お兄ちゃん、可愛い双子の妹、そしてふくよかなかわいさによる癒し効果、CV:花江夏樹といういくつもの要素を兼ね備えているうえに、このひとがいてくれるから大丈夫だよね、っていう主人公の三日月さんとはちがうベクトルでの安心と信頼を寄せられるキャラクターだったからびっくりだよね。
ビスケットの死をネタバレするのは、昌弘からフミタン、そしてビスケットという過程で死を描いた意味がなくなってしまうんじゃないかなーと思った。戦いのなかで犠牲になった少年も敵もたくさんいるのだけれど、鉄華団のメインキャラクターのなかで唯一の死だし、あれをトリガーとして最後の分岐に入っていくような重要なポイントだったし…それこそさいしょの感覚だとシノとかユージンあたりのキャラもがんがん死ぬんでしょ?みたいなかんじだったんですよ。でもそれはなかった、みたいな…
まあ最初から観ていればなんの問題もなかったわけだからわるいのはわたしなんですけどねw四の五の言ってんじゃねえ!ってかんじですねw
さて、作品の感想。
まず、キャラクターがみなとても良かった。主人公の三日月・オーガスだけど、たいぴ*1ではなかったなふつうにwそれにミステリアスって説明していたけどべつに秘密主義っぽくはないように感じた。躊躇なく「ありが」パンパンつって銃声鳴らしたり、人殺しを楽しんでいるだろ!?って言われるくらい戦闘に於いて冷徹だったり狂気じみた面はあるけれど、仲間(と認めたひと)傷つけるやつ絶対許さないマンだったりやさしいところもあったり、天然ジゴロだったり…なかなかのキャラだと思いますやっぱすげえよミカは…ただなーオルガとの関係性はうーーーーーんなんだろう…信頼とか絆とかもはやそういうことばではかんたんに言い表すことができないし、うーーーーん共依存とかにちかいのかなあ…?三日月→オルガもなかなかだけど、オルガ→三日月もなんかこわいんだよねえ…囚われてるかんじがする。22話だったかな、ビスケットがいなくなって再起不能寸前に陥ったオルガの立ち直らせ方は正直すっごいこわかった。あれが三日月さんなりの(っていうか三日月さんにしかできない)オルガにしか届かない喝の入れ方のようにも思えるけど、それだけでもなさそうに感じる描き方だったんだよねえ…何度も描かれていた過去のシーンにヒントがありそうですが、それは2期で紐解かれるのでしょうか。
三日月だけじゃなく鉄華団自体、生きていくためにしなければならないことのためにするっていう、戦争がどうかとか人殺しがどうかとかそんなことを机上で論じている場合ではなく、今日を明日を生きていくためにどう動くのか、という印象を受けました。弾除けや撒き餌扱いをされ、使い捨てられようとする彼らにはそういう選択しかないだろうし、冷静な当然の選択なのだろうなーと。だけどなんか儚さもかんじましたね、前に進むしかないぶん強くもあるのだけれど捨て身にちかい強さだし、少年たちの揺らぎや孤独、脆さもそこにみちゃうみたいな…BBAだからさ!
だから、そうやって身を寄せ合うこどもの彼らがタービンズと出会えてよかったと思うんですよね。これまでまわりの大人=クズくらいの認識(おやっさんはべつ♡)だったんでしょうが、そうじゃないひとも広い世界に出てみればいるっていうか。とつぜんの任侠みにはわらったんだけど、よくよくかんがえてみれば、鉄華団っていうネーミングだって、血が固まって鉄みたいに云々って言っていたし、もともと他人が寄り合ってひとつのコミュニティに家族くらいに濃いつながりでいるって、それこそ任侠の世界だなと思うので、なるほどな~と。
ヒューマンデブリであることをことあるごとに卑下していた昭弘が弟の昌弘との再会で話したすべてと「楽しかったから俺がゴミだってこと忘れてた」って語るあたりがすきすぎるんだけど、居場所をじぶんたちで作っていくのと同時にそこをじぶんの居場所であることをゆるしてくれるひとがいるっていうのも大切だよなと思った。
昭弘と言えば、いや~~もうラフタとアジーさん生きてて良かったよね;;;;
派手が過ぎるくらいにフラグを乱立しまくって、教科書どおりかってくらいきれいに回収していくっていうのがつづいたから、ペディキュア塗る描写が頻繁に出ていたラフタなんて仮に生きてても足失うんじゃないかとかもう操縦できなくなるんじゃないかと思ったし…
まともなおとなと言えば、メリビットさんもそうだと思うんだけど、彼女に関してはまともがすぎて
これ。
たしかに「弔い合戦だ!」ってオルガが言いだしたときはひぇえええっ暴走!ってなったし、メリビットさんの言うこともごもっともなんだけどね…でもなんかおとなすぎたよね…ああいう世界で生きてきた子たちだし、片や銀行部門で働いていたひとだし…
あと、Wヒロイン?をはじめ、女性のキャラがすごくすきでした。アトラちゃんの「ふつう」さはストーリーの要所要所で効いていたし、クーデリアもどんどん成長してかっこよくなっていたし、タービンズの面々なんて最高ですよほんと…アミダ姐さーん!女性は強いよね。嗚呼でもフミタンの回はな…フラグ立ちまくってたからわかってたけど、うっ;;;;
カルタも敵側だけど良かったなあ。CV:井上さんつよすぎ…幼いころのマクギリスとのやりとり、ああいうところがすごくいいですよね素直じゃないけど。ツンデレ発揮して部下に苦笑いされちゃうかんじからするに愛されるポンコツ(ひどい)
マクギリスにはああいう高潔さみたいなところが疎ましかったのかもなーこれはガエリオにも言えると思うんだけど貴族育ちで結構世間知らずっていうか温室育ちっていうか、なんか正しすぎるんじゃないかな。ガエリオの正しさってまさに純度の高い正しさだったし。正義の主人公を描くならガエリオみたいなひとなんだろうね。マクギリスと対峙して泣いているガエリオ、ほんとただの主人公だった。
そんな細胞の隅々まで真っ黒なチョコの人マクギリスさん、ほんっといい声出すなあ!!!!!
あの声になら騙されてもいいわむしろ騙してくれ…ベストオブいい声は、アルミリアに向けた「踊らないのかい?」です。絶妙なトーン…!
マクギリスはどうもファリド家に拾われる前は三日月たちとおなじようなかんじだったのかな?ギャラルホルンの改革云々言ってたけどそれは表向きで真の目的は復讐だよね?でももうお義父さまを島流しにしちゃってだいぶ遂行できてないか?セブンスターズ内の地位くらい?あとギャラルホルン自体崩壊させたいとか…過去に関係したなにかが更にあるのかどうかは2期しだいかなって思うけど、27話観たかぎりではラスボスっぽさがあまりないように思えた。これも計算なのかもしれないけど…
マクギリスまさに外道キャラだと思うけど、なんか嫌いになれないんだよな。すきですよマッキー。わたしのなかではネタになりつつあるごめん。だって「内通者がいるんだろう、腐敗ここに極まれり」キリッとかわらってまうやろ…
ストーリーでびっくりしたのは「阿頼耶識」というシステム。MSとじぶんを接続…?脳に直接情報を送り込む…?阿頼耶識という言葉は仏教用語で「無意識」みたいなことをいうらしいので、まあ神経接続…MSとじぶんが一体化するようなそんなかんじなのかな?だからじぶんの身体みたいに動けるっていう認識でOKなんですかね。観ている限りでは攻撃された場所とおなじからだの部位に痛みが連動するようなことはなさそうだったけれど、最終話にてバルバトスとの関わりを深くした三日月さんの目と右腕のことを思うと、阿頼耶識を使うことによってでかいデメリットがなにかしらはあるんでしょうね。今も負担かけてるけど、もっとどうしようもなく絶望的なやつ。しかしアインの阿頼耶識はどうせそんなことになるんだろうと思ってたよ…っていう虚無感しかなかったな。あれもフラグかもな。
しかし前半はほんとうに熱い展開だった!個人的にすきだったのは第4話~6話。そのあとのタービンズとのあれこれも良きだからこのあたりは夢中になっちゃって睡眠時間削って観た。しごと中めっちゃ眠かったけど、帰ったら続き観るんだ…!で乗り越えてるあたりなんだかアニヲタになったばかりのころを思い出した。2周しちゃった。
まず大荷物持って志願しにきたアトラちゃんかわいい大正義だしね…ユージンの見せ場も熱かったし戦闘のテンポや描写も良くて手に汗握るじゃないけどほんとうにわくわくした。マクギリスやガエリオと交戦したのもここがはじめてだったし。
「迎えに来たぜ、大将!」
「時間どおり!いい仕事だぜ昭広!」
のとこの昭広最高すぎて惚れた…6話はほぼ日常話で、オルフェンズは戦闘少ないって言われているみたいだし、確かに毎回戦闘があるわけじゃないな?とは思うんだけれど、成長や変化が観られる日常回はけっこうすきです。うまく言えないんだけど、生きているってかんじがします。だから切ないけど第13話「葬送」もいい回だった。あれこそ生だなって思うな。あと大気圏突入のシーンも印象に残っている。敵のモビルスーツ盾にするとかさすが三日月さん…あんときのアトラのぐっちゃぐちゃの顔かわいい天使か。こんだけアトラかわいいかわいい言ってるけどわたしクーデリア派なんだわごめん。
ただ、後半、特に地球に入ってからは熱いというより凄惨な展開へ巻き込まれていったり自ら進んだりな鉄華団っつーかオルガだったから、最悪三日月さんとオルガ以外((ユージンとかは別だったけど)これは勘違いだった。後半も2周したら24話にてちゃんと加勢していた)
全員死…ってラスト予想したしむしろそれ以外ないだろ…な選択だったからラストがすこしぬるめだったような…?いや、全滅ENDじゃなくて良かったんだけど、あそこまで都合よくいくかなあ…とも思った。それこそじゃあなんであの時点でビスケット死なせた…っていう。うーん…ビスケットがいなくなったことと、それによって歯止めが効かなくなってあの選択しかなかったっていうのはわかるんだけど…
ドルトの労働者のデモとかも、あ~やりたいことってか描きたいこといっぱいあるのかな~って思ったけど、いろいろ広がりすぎて急にぼんやりしたように感じたのは否めなかった※追記:2周したらなんとなくつながった。理解力の問題だった。
でも久々にぐっと来た作品であることには変わりなかったし、これだけ夢中になったのはひさしぶりだった。知識なさすぎて歴代の作品との繋がりだとか、どう違うなにが違うってこともガンダムとしてどうなのかってこともわからないのだけれど、知らずに過ぎなくてよかったと思える作品だったことに間違いはないです。なんかとっ散らかった感想になってしまったけど…
モビルスーツはモンタークさんの赤い機体がかっこよかったな!カラーリングとしゅっとしたのが好み。名前調べたら「グリムゲルデ」だったからさらに良き。バルバトスの武器も鈍器系だったり太刀だったりしてわくわくさせてもらいました。
27話からリアルタイム…と言っても日5はだいたい働いているので真のリアタイではないんだけど、追いついたので観ています。
気になるポイントがすでにたくさんあって非常に楽しみです。OPには不穏な三日月さんの姿もあって壮絶な展開になりそうだなあ…と思っているところであります。
毎週待ち遠しくてたまらなくなりそう。
*1:Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔。竹若さんたちのミステリアスな主人公という説明を受けて、宮田くんがキスマイメンバーに例えた
キスマイ担、オルフェンズにあっさり落ちる。
Kis-My-Ft2の宮田くんが出演した『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の特番をみた。特番観ていなくてオルフェンズを進行形で観ている方はネタバレ書いているので気をつけてください。
落ちる、と言っても正確にはまだ観ていないのだけれど、30分であっさり「やばい、観よう…」ってなった。
オルフェンズは第一期の放送当時、Twitterで毎週話題になっていたので、人気なんだなあくらいの認識でまったく触れてこなかった。たしか岡田さんが脚本書くっていうニュースもちらっとみた気がする。「あの花」*1のイメージがつよかったので、ガンダムってまたずいぶんちがうジャンルのものを…って思ったのを放送観ながら思い出した。
わたしはガンダム自体にそもそもほぼ触れていなくて、観たことあるのは無印とSEEDくらいかな、あとOOは観てみようかなと思いつつ観ていなくて(女子ヲタみのつよいチョイス)UCおもしろいよっておすすめされたり、良平さん*2がサンダーボルトに出るっていうから、去年挑戦しようかなと思ったりもしたのだけれど、ガンダムって敷居高いというか、その正史?U.C?言い方がただしいのかわからなくて申し訳ないが、この作品とこの作品はおなじ世界線?だけどこれはちがって…というのが複雑でどうやって理解したらいいのだろう…混乱。ってなってしまい手の付け方がもはやわからない…というかんじだった。ただ職場でトライエイジのカードを扱っていたことがあるので、登場人物とかモビルスーツの名前だけはちょっと知っているかもな…キュベレイパピヨンきれい…とかそんなレベルのはなしだけど。
ロボット系アニメといえば、わたしはエヴァ(ロボットじゃないけど)がじぶんの人生に多大な影響を及ぼしたもの選手権で1,2を争うくらいの作品なので、そっちにどっぷり浸かっていた(Qのつづきはよ)のもあるかもしれない。エヴァは正直、とくに旧アニメや旧劇はメンタル的な意味で観るタイミングがむずかしく、下手すると底まで沈みきってしばらく浮き上がれないまま日常を送ることになるので、ライトな感覚で「またみよーっと」とはならないけど…覚悟がいるアニメすぎてね…
あとはマクロスとかかなあ。Fのシェリル・ノームは惣流・アスカ・ラングレーとじぶん内すきな女性アニメキャラクターランキングにおける双璧だったり、音楽がキーポイントだったり、その音楽がどの作品もすきで。シェリルはもちろんのこと、プラスのシャロン・アップルの「INFORMATION HIGH」をはじめて聴いたときほんとうに衝撃的だった。バルキリーの変形とかも素人目線でかっこいいなとか。
あーあとエウレカセブンもいいね。「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」ですね。SUPERCARの「STORY WRITER」に乗せてリフする映像にしびれたり、わたしくそサブカル厨女なので、話のタイトルが毎回いちいちかっこよくてやばい!って思ってたな。第48話「バレエ・メカニック」は泣かずにはいられない(追記:まちがえた。47話って書いてたので修正しました)アネモネ…!!
…それくらいかなあロボット系は。なので「宮田くんをガンダムにはまらせる」というテーマをそのままそっくり楽しめた。
はじめに竹若さんが「人間ドラマ」「大河ドラマ」と言ったときにすでに、お、もしかしてすきなジャンルのやつかも、と興味がむくむくと湧いてきた。ことあるごとにバックでかかっていたマンウィズの曲もかっこいいから相乗効果もあってなんかドキドキしてきちゃって、やばい、おもしろそう、観ようかな…!アナの方がおすすめしていた戦闘シーン、生々しいかんじでわたしの知っているガンダムじゃないような…?ん、物理?!?!ていうかえっマクギリスかっこいいな!とか高まっているところに投下された3人が選ぶ名場面集。
えっキャラの死……!?!?!?
一期はとっくに終わっているしネタバレもなにもってかんじだけれど、軽率に明かされた重大なネタバレにぎょっとする我。
はなしの前後もキャラクターのことも説明があった範囲でしかわからないけれど、このシーンあやうく泣きそうになった。あのタイミングで曲流れてくるのはだめなやつ…っていうかこの曲鷺巣さんなの!?(ぐぐった)そりゃいいわけよな…
あと向さんチョイスのシーン。
えっさっきの白い女の人もしぬの????
宮田くんじゃないけど、二回目は無しですよ(笑)
だけどすきな方がチョイスしているだけあって、これもなかなかくるシーンですね…あの女の人もしかしたらわたしがすきなかんじのキャラかもしれない。
二度にわたる重篤なネタバレはあったけれど、それでもやっぱり観たいと思ったのでレンタルしてこようかな。この時期棚空っぽかもしれないが…
さいきんめっきり二次元関連によわくなっていて、「君の名は。」どころか「傷物語」の二部も観に行けていないくらいアニヲタ名乗る資格なしなんだけど、ひさしぶりに高まりを覚えた作品だった。
とりあえず公式HPとウィキぐぐってみた。声クラスタとしては声優さんも気になるところ。
主人公は「3月のライオン」で桐山くんやる方かなあ。秋アニメはライオンだけはなんとしても観ようと思っている…羽海野チカ先生も人生に多大な~選手権上位。
あっ例のビスケットくんのシーンに出てきたキャラ、細やんか!!この声だれだっけだれだっけってずっと考えていた。梅原くんや花江くんもいるのね。
っていうかマクギリス櫻井さんなの?!?!あーあの女の人井上さんか!!!あ、これはすごい。あっハーレムのひとは鳥さんなのねwわ、なんか似合いそう。
あまりじっくり読むとさらなるネタバレになりそうなのでざっとスクロールしただけだけど、声優さんも豪華だ。大川さんとか田中さんもいたぞ…
二期のスタートまでに追いつくのはさすがにきびしそうだけれど、ことしの秋冬はちょっとずつオルフェンズを観るのをたのしみしようと思う。
なんかひさしぶりにアニメについて書いた気がする。ほんとうは「バスケも恋も、してみたい」の感想を書きたかったのだけれど、あのドラマ観たらなんでか苦しくなってしまって、うまくまとめられないんだよなあ…The普通を目指して藤ヶ谷くんが演じたもさいってかださい土屋くんはすごくよかったし、はなし自体はもうすこしくわしく観たいなあとも思ったくらいよかったんだけど。学園ものの少女漫画読む感覚で観るんだろうなという心がまえが甘かったのかも。刺さった。
I SCREAMのライブが最高だってきっと知ってたよ。
さすがにいまさらすぎるので、テンション高めのレポ風な下書きを直しつつ書こうと思う。
今年のキスマイのツアーのはなしをします。去年のはなしもします。去年のツアーがすきなひとは嫌なきもちになるかもしれないことをはじめに言っておきます。
まず、すごく正直なことを書いてしまうと、わたしのキス担人生は2015年で完結するんだろうと去年思っていたし、覚悟もしていた。
漠然と、もういいかな、と思ってしまったのだ。『KIS-MY-WORLD』ナゴヤドームの1日目にスクリーンに映る藤ヶ谷くんを見ながらおわりかもなって唐突に浮かんできた。
このツアーは大阪、東京、名古屋と3回もはいったけれど、正直まったくしっくりきていなかった。もちろんそのときそのときはたのしかったと思うし、たとえば「Hair」聴けたのはすごくうれしかったとか、そういう断片的なものでしかなかった。
あのツアーにキスマイが携えていたアルバムは同名の『KIS-MY-WORLD』というアルバムだった。
このアルバムは「そろそろ攻めてもいいですか?」的な煽りのCMが流れていたし、前作からの流れをうけてどんなものがやってくるのだろうととても楽しみにしていた。『Kis-My-Journey』があの時点でキスマイ史上一番の名盤だと信じていたので、さらに攻めるの!?それ以上がくるの!?!?と思っていたら攻めかたそっちかーい的な肩透かしがあったことは否めない。すきなひとごめん。
単品で聴けばすきな曲はいろいろあったけれど、ユニットをのぞけば新曲が4曲しかなくてあとは既出のシングルとカップリング。このバラバラの世界観をコンサートでどう表現するつもりなんだろうと疑問だった。
強引に解釈すれば、いろんな世界があるけどさいごはひとつだよキス&ピースフォーエバー的な?
わたし自身は、実際のコンサートでも結局そういうことなのかなー?というなんともぬるい受け取りかたしかできなかった。いささか強引かなあっていう。ナチュラルじゃない。ものごとにはかならず、終着していくための過程がある。偶然にしろ必然にしろ通るべき過程を通って終着するべきだ。コンサートの構成というものは意図して作られたものだから、必然的に過程を作ることができるのにもかかわらず、そういった流れもあまりかんじられず、セクションごとにぶつ切りにされているものをならべただけのように思う。だから観ているほうのテンションもきもちよく持続しない。途中で切れてしまう。思い返せば、しんどいな、と思った時間があったのも事実だった。
さんざん言われていた手つなぎは、はっきり言ってわたしも嫌だった。手をつないでひとつになることを終着点としたければ、そこにむかっていくべき構成と観客の巻き込み方があっただろうと思う。自然発生的ではないものを観客に求めるとき、そこには理由が必要なのではないかな?だってあのときわたしたちが手をつなぐ理由がどこにもない。
あまりにエモすぎて手をつなぎあってしまった、という偶発的なものでもないかぎり、あの場で手をつなぐ必要なんてどこにもなかった。
あの曲をあのように観客によって完成する演出としたければ、そこにむかって流れを組み立てるべきだったと思う。あの場でそれ以外選択肢がないというくらいの説得力をもたせられないなら正直やらないほうがましじゃないかとさえ思った。
だから、観終わったあと、コンサートってこんなもんだったっけ?と疑問符だらけだったし、そもそもテーマというか構成も似たようなかんじで、ジャーニーの焼き直ししてどうすんだって思った。
わたしは守りにはいってほしくないというきもちもあったし、もはや彼らがどこに向かいたいのか、個々のおしごととかじゃなく【Kis-My-Ft2】としてなにを目指しているのかが不明瞭なうえにあまり成長の度合いもみえないというか、それぞれががんばっていないわけじゃないとは思うし、誰が、とかじゃなくて、グループの雰囲気として、あれ、ハングリーさログアウトしてね?デビュー前のことはわからないから、わたしがすきになり始めたころに受けた印象と比べてっていうはなしでしかないけれど、あの前のめりなつよさどこにいったんだろう、なんかパンチないなあ伝わんねえなあというのが率直な感想だった。なぞの上から目線でごめん。
当選してるだけでも幸運だから多くは望んじゃいけないとは思うけれど、わたしはこれまで座席運がなくて立ち見とか天井安定で、豆キスマイを拝んでばかりだった。でも、それでもすごくたのしくて、天井の上段でもぜんぜん沸けた。個人的にはコンサートやライブってそういうものだと思っていて、そりゃ彼らはアイドルだからバンドとちがって音楽聴いて踊れればそれでいいってわけじゃなくて、近くでみてみたいって願望がないとは言わないし双眼鏡で追ってたいなってときもあるけれど、それでもそこに音楽が流れてパフォーマンスしていることにはどちらもかわりないから、どの席にいたってたのしめるのがわたしにとっての正解だ。
でも、WORLDのときは遠いことがすごくストレスで、とにかく近くでみたいなあって考えていた。このきもちはどういうことなんだろうと、とにかく近くでみたい病にかかっているのか、もうそうじゃなければおさまらないほどなのだろうかとか、しばらく悩んだのだけれど、それはことしの夏に答えが出た。
結局、WORLDのあともきっぱり降りることはできなくて(っていうかあがるのがちかいかなあ、降り先があったわけじゃないので…)すこし遠くから彼らを見ながらゆっくり追いかけていた。キスマイのまわりでいろいろ起こりすぎている気がしてつかれていたのも要因のひとつかもしれない。
『I SCREAM』が良作だということは試聴のころからさんざん書いてきたので省くけれど、このアルバムに関してはキスマイ史上の名盤更新した…!ってたぎったくらい、すなおに良いアルバムだったのでこういう作品を引っ提げたツアーはいいものになるだろうと期待していたし、このアルバムの良さをそのままコンサートに投影すれば、おのずとそうなるだろうという予感もあった。
その期待への回答がどうだったかさいしょに書いてしまうと、それはそれはたのしかった。わたしすごくたのしくなっちゃってライブ中にパンプスの片方のヒール折った。そんくらい。正確にいえばヒール部分と靴底がはがれてぶらんぶらんになったんだけど。席はあいかわらず双眼鏡が必要だった。それでもそんなこと関係ないくらいたのしかったし、ストレスもなくてどうしても近くでみたいというきもちも起こらなかった。これは好みのはなしでしかないと思うからもちろん2015年をまるごと否定するわけではないけれど、ライブそのものの空間をたのしめなかったから、近くでメンバーを見てなきゃどうしようもないと無意識に思っていたんだと気がついた。
OPから「YES! I SCREAM」がはじまったときに、試聴でとてつもなく高揚した5月のことを思い出して爆上がりしすぎて泣いたし、アルバムのながれそのままに「Gravity」までなだれこんだときに、なんだろうなあ、なんだかすごくしっくりというかすきまなくぴったり合致するような感覚におそわれて一気にひきこまれた。これがわたしの夏だって思った。
そんなエモさのなか「KISS魂」なんて最あんど高じゃない??ぱーてぃろっきん!だよ??これフェス出てもこのままセトリもっていけますよね!!(出ない)
しかしこのセクションから「Everybody Go」を外したのにはわりとおどろいたポイント。ここのところ1曲目だったジャーニーをのぞいてだいたい2、3曲目あたりに持ってきていたから。コールあるし一気にボルテージをあげるにはわりと起爆剤になりえるからだと思うけれど(あと他担を置いていかないとか)思い切ったなーと。
「メガ☆ラブ」はまわりの若い子たちがすっごくたのしそうだったよ。キスマイって若いファン多いのかなって思うくらいじぶんの席のまわりは中学生とか高校生っぽい子多くて、「メガ☆ラブ」でほんとに盛り上がってた。コールの声きらきらでおばさんまぶしかったよ…キスマイってこういうの求められてるのかな、こっちの方向いったほうがいいのかな、とペンラをふりながらかんがえてしまった。これは「MU-CHU-DE恋してる」のときにも思ったんだけど。
藤ヶ谷くんのソロは、試聴のときにはあまりぱっとしないとか抜かしてたんだけど、歌詞をきちんと読んだらものすごく印象が変わった。ちょっと長くなるけど自担なのでゆるして…
ちなみにわたし彼のソロは「xLunaSx」がもともといちばんすきで、これはもうサウンドはもちろん、あの衣装もすごく刺さったしあのドレスの部分を揺らしながらおどるところも、さいごにドレスをひるがえす瞬間も、あと、まあ…タイトルをxで囲んじゃうくそ厨ニ具合ももうぜんぶあいしてる。というか藤ヶ谷くんのソロ演出はわりとトンチキだし他のメンバー担の方からみるとこれ草はえるんだろうなってなるんだけど、だけどもはやそういうところも含めて自担以外なにものでもない藤ヶ谷太輔ですきです…キスマイ楽曲大賞で下位だったけど…うう…(ごめ、投票してな…やってること知らなかった…やはりジャニアカ持つべきだな…)
脱線した。
「You`re Liar♡」は女子目線の歌かなあ似合うかもなくらいに思ってたけど、もう冒頭からざわついた。これはとんでもない歌詞書いたなって、たおれそうになった。わたしが狼のたいぴとかいまいち沸けないのはおそらくこういうことなのかもしれない。なんかこういうところが見え隠れしちゃうんだよ。頭抱える。いや、かわいいよ、狼もかわいいんだけどさ。
「自担」というのはジャニーズ特有のことばだけれど、ほんとうによく言ったもんだな、と思う。つくったひと天才か。ジャニーズ事務所の他グループもジュニアもふくめて、かっこいいとかかわいいとかすてきとか、推しとかリア恋枠とかいろいろあるしわたしにもすきなひとはいろいろといるのだけれど、自担はもはや自担でしかなくて、自担としかもういえないひとが自担なのだろうと今回の藤ヶ谷くんのソロを聴いて実感した。自担ということばに幾重にも織り込まれている想いは複雑で、ことばにするのがむずかしいよね(ただ語彙がないだけ)
ただ、ライブのほうは映像がなにを指しているのかはよくわからなかった。きちんと観たかったけれど、基本的に藤ヶ谷くんのソロのときは一挙一動一投足見逃したくなくて、つまさきからゆびさき、衣装のうごきかたや髪の毛の揺れ方まで、藤ヶ谷くんからこぼれるものをぜんぶみたくて、冷静にかんがえるとやばいな!?ってじぶんでも思うんだけど、そういうきもちなので、ちらちら映像確認して双眼鏡で踊るのもみて、スクリーンに大写しになる表情もみたくて目が足りない案件になったので、映像のほうは諦めてしまった。たださいごはみたよ。心臓とまるかと思った。ホラーみあるものが極端に苦手。でも映像部分はきちんとDVDで確認したい。だけどスクリーンの映像は映らないだろうなあ…
そういえばたいぴソロのとき、口に手をあてて「はっ」ってなっていたらしい。家族に言われた。無意識だった。かっこよすぎたからしょうがない。
個性爆発しまくってたみんなのソロの感想。たのしかったよまじで!!
横尾さん、センステの円形ステージをカウンターキッチンみたいにみせる演出してたよね?あれすきだったなあ。あと黒シャツってところがわかってるなと思いました。
でもさ、ソロであのPOPみあるかわいさ出してからのサイコの衣装はずるいよね~~~超かっこよかったんだもん。振り幅!!
二階堂くん。「LOVE キスマイ YES!」というフレーズのキャッチーさと説得力がライブであそこまでのうねりを生み出すものになるとは…やっぱりライブありきというかライブによって真に完成する曲なのかもなあ。シンプルだけどやっぱりほんとLOVE キスマイ YES!なんだよね、極論、ライブという空間はそういう感情で満ちているから。
たまちゃーーーーーん。むちゃくちゃかっこよかったよ!!特効だけじゃなくてレーザーも乱射していたよね?かっこいいもの、やりたいこと、みせたいものに妥協がないひとなんだなとあらためて思った。うちの玉森担はあまりのかっこよさに魂抜かれたもよう。ヌマクローフェイス*1で「WANTEDの記憶ない…」(後日談)
ほかのメンバーがバックをしたがえて披露したのに対して、ギター一本だけもってあのひろいステージにひとりで55000人もいるドームの空気を一瞬でじぶんの色に染めることのできる北山宏光のつよさなに…出だしのところでよくミスっていたらしいけれど、わたしが入ったときはとくにそういうところはなかったような…?っていうかそれいつものみっくん流の照れじゃないのかなあと思ったんだけれどそのあたりはどうなんでしょ。ギターアレンジとてもよきだった。
わたしがいちばんすきだったのは宮田くんの。全力出すってたのしみにしてたので期待通りでよかった。この曲がめっちゃすきなんだ。わたしこのときがいちばんコールの声大きかったと思う。とつぜんキンブレとりだす人が続出したからびっくりしたけど…ガチか。それ(キンブレ)が正解なのかどうかはわかんないけど、すごい熱量の空間でしたね。今回のペンラはヲタ芸にはむかないからなあ。棒ペンラグッズであってもよかったのに(採算など経済的なことは度外視)宮田くんプロデュースとかさ。それはそれで面白いと思うんだけどなあ。わたしはあの曲のためだけだとしても買うよ。
トリは千賀さん。まさかにかせんで来るとは思わなかったよ…尊い…にかせんはわたしをどこへ連れていきたいのかな??板前ダンサーからこのダンススキルを魅せるソロへ極端な振れかたができるのはキスマイ髄一なんじゃないかなあ。個人的にこういうのを持っているひとはつよいなあと観ながら思った。
7人の個性がそれぞれぜんぜんちがうから、アルバムに7曲組み込むことなく『I SCREAM』はひとつの作品として完成させて、ソロは別盤でつけたのがたぶんよかったんだと思う。ライブでもそういう切り口として観ることができた。
あととくによかったのは鳥籠を模したセットと幻想的なライティングで歌った「Flamingo」かな。
この曲は個人的に今のキスマイにおける最高到達点だと思っている。2012、3年のころにはこういうのは想像できなかった。曲調も歌い方も表現力も。おとなになったなあ。全員の歌割りとかもいいんだよね。とくに「今更踏み込めないボーダーライン」を宮田くんに「遠ざかるスイート&ビター」を玉森くんに振った方にハム贈りたいわ。
だけど!!!ここライブでなかったよね!!!アルバムの新曲くらいはフルで歌ってくれ!!!たのしみにしてたのに〜〜〜!!!
「PSYCHO」からの「Black&White」はもはや定番になりつつあるバクステで特効がん焚きの流れ。3年でTake Over、エタマイときてブラホワまで使いきってこのあとどうするんだろう。「Let it BURN!!」とかも合いそうだし、今やんなきゃ二度とやんないかもしれないカップリングの曲持ってきても良かったのでは…?火使いみたいなキスマイかっこよだからいいけど、あたらしみほしいな〜〜
そして触れないわけにいかないのは、「Re:」で本編を締めておいて、これぞというシングル曲3曲をここまでとっておいてからの「I Scream Night」だと思う。「キミとのキセキ」はアンコールむきみたいなイメージがじぶんのなかであるんだけれど、エビバデとしはははやっぱりわりと有名でもりあがりやすい曲だし鉄板感あるから、本編に組み込む安心感はあるけれど、あえて(たぶん)それをしなくなったのはまじか案件でした。いい意味で。
「I Scream Night」はもうアルバム聴いてるだけでも爆上がりできる曲だったし、車のなかでも部屋でもレッツパーリィしまくっていたので、たのしみにしていたのだけれど、実際ものすごくたのしかった。夏だし水使いそうだなあ…と予想してたけれどまさかあの巨大シャワーみたいな装置から水が噴き出すとかww水に濡れてはしゃぐ自担なんてめったに観れる機会ないのに、この曲のときはほんとたのしくなっちゃって双眼鏡もペンラもそっちのけで踊りまくってた。あのときばかりはふだんキモヲタのわたしもただのパリピですよ。
永遠におわってほしくないとこころの底から思ったのはキスマイのライブでははじめてかもしれないな。だけど永遠なんてどこにもないから 、わたしは彼らのこの2016年の夏のきらめきを大切にしまっておこうと思う。
はやくDVD出てほしいね!!宮田さんが沖縄で家買えるようにみんなで買おうな!!
あ、えんせーい*2の感想書くの忘れた。
べ、べつにあんたのためなんかじゃないんだからねっ…!
急に感謝されるととまどう系ヲタ。
一連の追いシャララ騒動が落ち着いたあとに更新されたみっくんと宮田くんのキスログと、まいにちたまもりゆうたの内容に狼狽を隠せない。
Mステのとき、エゴーサーチャーいるから知ってるでしょ~~なにも言わなくても表情でわかっちゃうんだから~~コノコノってなってたし、藤ヶ谷さんが若干の匂わせしていたとはいえ、ここまで踏み込んでくるとは思わなくて、倒れた。まって、追いシャララ☆はまだかわいいとしても、シャララ狩りとかいって狩猟民族の如くキスマイ担がCDショップに駆け込んでいたのを知っている…?やだ///はずかしい///
でも泣いた。もう~~~すき~~~~;;;;ってなった。
理由はそれぞれだったと思うし、きもちもそれぞれでそもそもいろんな意見があるのはあたりまえの騒動だったし、キスマイ担だけの話ではおさまらないほど大きなうねりになったことにより他G担の皆様や各メンバーがお世話になった界隈のファンの皆様にご協力いただいたり、逆にご迷惑をおかけしてしまったことや嫌な思いにさせてしまったこともあるだろうし、なに矛先向けてんだやめとけって言いたくなるようなネガティブな方向に走ったひともいたし、正直いろいろありすぎてすごい密度だったけれど、わたしほんとうにキス担やっててよかったと思った。
わたしはデビュー前のキスマイ知らないくそ新規だからむかしからのキス担の方がこれまでどれだけがんばって熱い活動をしていたかも知らなくて、えらそうなことは言えないけれど、すくなくともわたしが見てきた何年かの中では、これほどキスマイ担が団結しているできごとははじめてみたかも?
ツイッターのジャニヲタアカウントを持っていなかったことを悔やんだよね…わたしはしごとだったので日曜はCDショップに行けず、うちの玉森担から「この店まだ通常も在庫ある」って連絡がきたときに呟きたい…!って思ったし、有益な情報などもrtしたかったんだけど、ジャニーズぜんぜん関係のないアカウントしか持ってなかったから、流しまくるのもなー…と。そもそも拡散されな…つら。
わたしの仕事場は入荷枚数はめっちゃ少ないけど、すこしCDも扱っているので、もしもうちに追いシャララしにくる方がいたら「うち、オリコン反映店じゃないけど大丈夫ですか!?もし追いシャララならここに在庫あるみたいですよ!!」っていう準備だけはしていた。会社のみんなには内緒だよっ!(アニヲタ臭)オリコン反映店のリストを流してくれていた方がいたので来なかったけど。ごめん上層部、わたしもべつの店で買った。
タグから高度な情報戦が展開され、どんどんキスマイ完売\(^o^)/していくことや、たくさん追いシャララしてた方たちをみてすごいなあって思ってた…いろいろな店レポみて、すごいなあって思ってた…CDショップさんもねえ、日曜日忙しいなか、在庫確認はまだしも「オリコン反映されますか?」って問い合わせたくさん受けて大変だったと思うし、エイベックス様のタクシー納品もねえ…ありがとう〜〜〜(´;ω;`)ありがとう〜〜〜(´;ω;`)って、しごとに戻っても涙腺ゆるゆるになっちゃって、 (;´༎ຶД༎ຶ`)←こんな顔でしごとしてたと思うwこの日発注メインのスケジュール組んでおいてよかった(こんなおとなになってはいけない)
わたしのできたことは微力だったけど、この結果がこれからの彼らのおしごとに繋がっていくような、キスマイまだまだ求めてますよ!?!?!?っていう声のひとつとして見せられたらいいな、と思っている。でも毎回これはさすがにきついぞ♥
今回たくさん色々勉強になったことがあるからつぎに生かそう。
キスマイちゃんデビューから連続17作1位おめでとう。
決してあたりまえではないそんな記録をもつグループとして、これからもすてきでいてほしいし、また、そんなグループにふさわしいファンでありたいな、ということをあらためてつよく考えた1週間だった。
MステSPのキスマイメドレーが神だった件。
ねぇキス担息してる?生きてる?
わたしはしんだ。
Re:をRe:Re:にする番ですね、わかります。
『I SCREAM』の東京ドームの感想も五周年のことも下書きになげっぱなのに、SMAPのことがあったりKAT-TUNのDVDが発売されたり、もういろいろいそがしいけど気になったからこれを書く。
ファンでいることや応援することって結局どういうことなんだろう、ということはわりによく考える。「すき」という気持ちは大前提として、そのうえで応援するスタンスはたぶん個人差がかなりあるというか、価値観のようなものや、もしくは環境とかにかなり左右されることなので、答えってたぶんない。
極端なはなし、現場史上主義の方がいる一方でお家でまったりDVDやテレビ観る、って方がいたっていいし、担当の言うことやることすべてイエスだと思うのも、いやここはノーだよと言うことも自由だと考えている。
環境にしたって、まずは生活があってこそのヲタ活だと思うので、そこに費やすことのできる時間やお金もそれぞれだろうし、ぜったいこうじゃなきゃいけないとかこうしなきゃいけないというのはないし、無理してまでする必要もない。
ただ、ギブ&テイクではないけれど、与えられることにあたりまえだとかんちがいしてしまうのはちがうよなって思うので、彼らアイドルがわたしにもたらしてくれるいろいろなものを受け取ると同時に、わたしも彼らになにかお返しはしたい。
「ずっと応援するよ」とか「ずっとついていきます」と思うことだってきっとまちがいではないし、それも応援する、ということのひとつなのだろうけれど、それだけじゃきっとこのさきずっとは成り立っていかない気がするのは、さいきん無力感にさいなまれることが多いからだ。さいきんっていうか、今年に入ってから、いや、去年の11月あたりから。
声援は大切だと思う。声をあげることも。気持ちを伝えることもずっと持ち続けることも。だけど、届かない。なにもできないまま、おおきなちからで流れていく事柄を止められない、そんなこともある。
そういうとき、ファンって無力だな、と思ってしまう。
だからといって、じゃあ声援だけじゃなくて、目に見えるかたちで、行動でお返ししたら良くなるのか、といえば、そうなることもあるけれど、それでもどうしようもないことだってあるから、なんかもうどうしたらいいのかわかんねえな、って感じだけど。
むしろ今、もうなに書きたいのかうまくまとめられなくてどうしたらいいかわかんないんだけど、良くなることを放置していたらやっぱりそれはもうだめなんじゃないかと思う。
ここからはキスマイのはなしに限定するけれど、ツイッター上で巻き起こっていたオリコン論争とかもそうなんじゃないかと。
べつに一位とれなかったからってしぬわけじゃないし、キスマイをすきなことに変わりはないし、なんなら結果として一位とれなくても、売上が下がってもしかたないじゃん、とは思うから、購買運動をはげしくしようよ、っていうのもなんかちがうなって感じる…それこそさいしょに書いたそれぞれのスタンスや環境も関係するし。
だけど、問題は一位とれるとれないとかじゃなくて、一位とれたヤッター!売上も何十万枚ヤッター!でおわりじゃなくて、ダメだったんだ残念…悲しい…でもなければ今回だけのはなしでもなくて、もっとなんかキスマイの未来がね…もうなんかたぶん今かなりファンにかかってるよってことを見過ごしがちなんじゃないかという…
わたし自身は、年末くらいから事務所内におけるキスマイの立ち位置が不安でしょうがなくて(なんか浮いているかんじがしていた)、年賀状のみっくんのメッセージとかみんなのインタビューとかも引っかかっていて、そうしたらそのうちいろいろなことが明るみに出てきてなんかやべえ…やべえよ…って思っていた。
飯島さんが離脱したことはきっとさまざまな影響を受けていたはずだし、だからメンバー各々の発言にその影響を見出すことを止められなくて、正直気が滅入ったりすり減ったりしていた。
これを機に急ブレーキがかかるのではないかとか、もっと言えば歩み自体を止めかねないできごとのようにも思えて、どうかつよくいてほしいなんて傲慢ながらも願ったりもした。
彼らから危機感とか焦燥感が漂っている気がしているなかで『I SCREAM』みたいなアルバムを出してくれてほんとうにうれしかったし、これからきっとまたいろいろはじまるんだろうって期待してたのに、あれ…?なんかちょっと思ってたのとちがう…ってまた思うようになってきて、それでもキスマイがどうにかこうにか必死で進んでいこうとしているように見えたから、ここがキスマイとファンが一枚岩になるときかなーと感じていた。
もちろんこれはわたしが勝手に思っていたことであって、実際はそうじゃないかもしれないし、そうならなきゃいけないって言ってるわけでもないです。単なる一ファンな小さな意見だけども…
どちらのファンなのか、それともどっちでもない方なのかわからないけれど、 ランキングにそんなにこだわるの?とかそういう意見もみかけて思ったのは、その、ランキングや売上に固執するというよりは、やっぱりランキングや売上ですべてを判断されてしまう業界であり、事務所である以上、結果というのはきっとそこでしか計れないのではないかと。
売上やランキングの結果はきっと、事務所にかたちとして示すことのできる声なのではないかなーと思うし、誰に負けるとか売り方がどうのとかはそういうことはどうでもよくて(むしろお互い様なとこある)なにがいちばんってやっぱり事務所に売上とれないなんてキスマイもうだめだとか、じゃあ仕事回さんくてもいいやとか思われるのは悔しいしたまったもんじゃない。
キスマイのみんなや藤ヶ谷くんの努力やがんばりをわたしはだめにしたくないんだ。
だから買えとかそういうはなしじゃなくてね!!ただ、たとえば、一部でSNSに特典映像載せちゃおうとか、どうせ流れてくるからいいやとかそういう空気感が蔓延しちゃうのはなんかな〜と思ってしまう…お金を使う使わないよりもまずそこ!!!!みたいな。
比べるのは違うかもしれないけど、なんか「UNLOCK画伯」みたいなたのしさはキスマイのファンのあいだでは生まれないんだろうなって思うし、そういう意識も薄そうだなって気がしてしょうがない。
っていう危機感を、ひとりのキスマイファンとしてわたしは持っている。
とりあえず、このタイミングで給料日が来たので、わたしも微々たる力だけど追撃砲打とうと今日休憩中にお店に行ったら、通常盤はさっきぜんぶなくなりましたって言われたからまさかみんな買ってる…!と思いました。まさか近くにキスマイ担いる…?ともだちになろうぜ!!
アイドルとイメージソングのはなしなどもろもろ。
すこしまえにしごと復帰しました。1日動くのがこんなにしんどいとは…
いろいろと停滞しているものを片付けるのがいそがしかったりしてまだ気を張っているけれど、慣れてきたころに気をつけないとなーと思っている。
ふしぎだったのは復帰初日に、もともと販促物で飾り立てた派手な売り場をつくることがすきだったじぶんが、その売り場をみてくらくらしてしまったこと。
色があふれている空間が狂気で凶器だった。そのうち目が慣れてもとのじぶんに戻るんだろうなーとは思っているけれども。でもお客さんからしたらちょっとうるさすぎるのかも、と感じたのでつぎにつくるときにはすこし気をつけたい所存。
このブログでも散々喚いていた愛叫魂(はじめて使ったけども合っているかどうか…w)は、それを目標に回復に専念していたのですが、どうしてもからだの不調には勝てませんでした。
そんなわたしに雨と長蛇の列のなか、開演ぎりぎりまで並んでうちわやフォトセを買ってきてくれた妹には本当に感謝しかないです。
詳細なレポを書くのは得意ではないので、ざっくりとした感想になってしまうとは思うけれど(どんなライブなのかざっくりともう知っちゃったけど)東京の2日目当選しているので、観たらそのときにきちんと感想を書きたいと思っている。
病気になりたくてなったわけではないし、しかたがないことなのだけれど、こういうかなしい事態に見舞われないよう健康は保ちたいものです……
さて。はなしはかわって。
ヲタ界隈というか、ニコニコあたりではむかしからキャラのイメソン動画ってわりとあって、見ながら「わかる」とか部屋でひとりでうなずいていたりしていたのですが、たまに担当のイメージソングとかジャニーズでも書いていらっしゃるかたを見かけるので、わたしも書いてみようかなと思ったのがきっかけです。
今回は藤ヶ谷くん(自担)とKAT-TUNのメンバーのイメソンについて書いています。
***
まず、イメージソングというか、べつのアーティストの方の歌を聴いて、ジャニーズとはじめてリンクしたのは椎名林檎さんの「ありきたりな女」
収録アルバム:日出処
Mステに聖子ちゃんカットで出演して披露していた曲。
この曲は母親になった女性のことを歌った歌詞ではないかと解釈しているのだけれど、どうしてもジャニーズアンチだったじぶんからジャニヲタになったじぶんの変遷のようにかんじてしまい、はじめて聴いたときからもうがんがんリンクしていた。
やはりまったく無知だった世界へ足を踏み入れることへのとまどいがずっとあったり、踏み入れたはいいものの、わたしこの歳で大丈夫か…という葛藤、葛藤しつつもきもちはどんどんそっちへひきずられてしまうし、からだは全種買いへとうごいてしまう…そういうどうしようもない引力のようなものに身を任せたり抗ったり、これまですきだったものがきゅうに褪せていくようにかんじたり、すきでもこれまでとはおなじ熱量でいられなくなったり、そんなじぶんのことを瞬時に思い浮かべ、わたしはもう足を踏み入れたんだ、すきなんだ、と、この曲を聴いてあきらめに似た感情で、葛藤を手放したような気がする。
どれほど強く悔やもうとも、どれほど深く嘆こうとも、帰れやしない。
わたしは今やただの女。さよなら、あなた不在のかつての素晴らしき世界。
「GOOD BYE!」
この引用部分の歌詞がいちばんぐっときたところ。
そうやって葛藤を手放したあとはほんとうに転がり落ちるように、おなじく椎名林檎さんの曲「幸福論」にあるような
あたしは君のメロディーやその哲学や言葉 全てを守り通します
君が其処に生きているという真実だけで幸福なのです
この心境に行き着いた。
さて、つぎからは個人のイメージソング。
・宇多田ヒカル Beautiful World
Utada Hikaru「Beautiful World」 Directed by Tsurumaki Kazuya
収録シングル:Beautiful World/Kiss&Cry
収録アルバム:HEART STATION
キスブサではキングと呼ばれたりしてひたすらかっこよさを見せたり、ライブで「にゃん♪」ってぶりっこしてみせたり、かわいこぶったかと思えばツンデレしたりといそがしい彼だけれど、誤解を招く言い方なのを承知で言えば、ほんとうは王者でもなければそんなにかっこよくもかわいくもないというか、ことばの端々からただわたしがそう感じている、というはなしでしかないけれど、そうみせているけれどこころの底から自信があるわけではなくて、どちらかと言えば不安でしょうがないというか、引っ込み思案というか、プライドや憧憬、コンプレックスみたいなものがひどく複雑化した自意識をしまいこんでいる不器用なひとなのかな、とかそしてそういうところと闘いながらそれを隠しているひとなのかな、と思う。
だから藤ヶ谷くんを見ていると元気になるとか、活力になるというより、彼が醸す孤独のようなものに共感してしまい泣きたくなる。
なんかもう、心中しよ@水道橋 みたいな。やばい。
よろこびじゃなくてかなしみ、光よりも陰。そういうものが彼をよりつよく、うつくしく際立たせるように感じる。テレビや雑誌に出ていて笑っていても、どこか仄暗さが見え隠れするというか。
そういうところがこの曲のメロディやアレンジがもつ繊細さやしずかな絶望やさみしさ
とリンクする。アレンジのはなしで言えば、エヴァンゲリオンの新劇場版「破」で使用されたアコースティックMixのほうが、あのイントロなんともいえないせつなくるしさのあるアコギの音色のほうがイメージにちかいかもしれない。
あと、
最近調子どうだい?
元気にしてるなら
別にいいけど
この曲だな、と思ったときにまっさきに脳裏をよぎったフレーズがこの部分だった。
なんというか藤ヶ谷くんに対して自分の応援するスタンスや感覚、距離の取り方を端的にあらわしているようだからだと思う。
ファンでありながら、藤ヶ谷くんに対してわたしは勝手に同志的な感情を抱いているのかもしれない。
・hide MISERY
収録シングル:MISERY
収録アルバム:PSYENCE
hide BEST~PSYCHOMMUNITY~
hide SINGLES~Junk Story~
WE LOVE hide~The Best in The World~
とつぜん藤ヶ谷くんがhideがすき、と言いだして以来、hideを聴くといつも、そういやたいぴーもすきだったな…と毎度思うことになってしまった。
hideと藤ヶ谷くんがまったく結びつかなくて、さいきんだれかにおしえてもらってすきになったのかなーと思っているのだけれど、キスブサの舞祭組のオリコンランキング発表のときにあの黒に黄色のラインが入っているジャージを着ていたときはさすがにわらってしまった。NYLONのインタビューでもそのジャージのはなししてたよね…ていうかその日の私服だった気が。
この曲は、hideが貴志真由子さんという難病と闘うファンの女の子のために作ったというエピソードがあるので、すごくおそれおおいはなしなのだけれど、わたしにとって藤ヶ谷くんに捧げたい曲。
基本的にヒカルちゃんの曲で書いたことと結局はあまり変わらないのだけれど、こっちは、あまり苦しまないでね、と、伝えたくなる曲というか…ニュアンスが、むずかしい…語彙力がきてくれ…
わたし自身、この曲に救われる瞬間があるので、やっぱり同志的に見ているのかも。
悲しいと言うならば 空の青ささえも
届かないもどかしさに 君は泣くのだろう
どこまでも高みを目指して成長しようとする彼だけにどこかで、この歌詞のように「届かない」というないものねだりのような、どうしようもない感情に立ちどまったりもがくときもあるだろうな…と勝手な想像だけれど、そういうじぶんとの闘いのなかでつぶれてしまわないように
Stay free your misery.
いつのときもありのままでもあなたは魅力的なんだよ、という想いもこめて このフレーズを捧げたい。
中丸雄一
・クリープハイプ 大丈夫
収録アルバム:一つになれないなら、せめて二つだけでいよう
公式やVEVOの動画がないようなので歌詞を。
http://j-lyric.net/artist/a055e9b/l033f43.html
中丸くんって、わたしのなかでジャニーズきってのリア恋枠だな、と気がついた瞬間から、もうこの曲しかなかった。
DFEとか帝王とか言われていて、とんでもないエピソードがたくさん転がっている彼だけれど、バラエティでたまにみせるびびりな面や情けない感のある面とか、遅刻多いとかいうクズな面をみて、彼女にはけっこうそういうところを見せててこんなこと言われてたら美味しいな、とか、まじめなだけに思い悩んだときの重さがかなりありそう、とかそんな理由から。というかこの曲の歌詞自体もちょっと重めというか、不健全な「大丈夫」だな、と思う。開けているというより閉じているかんじ。そういうところも重なる。中丸くん言いたい放題言ってごめん。
大丈夫 どんなに情けなくても
あんた歌ってる時は格好良いから
いや、そのとおりだと思うし、妄想も捗る。歌ってるときだけじゃなくてボイパしてるときも踊っているときも格好良いよ!
・東京事変 私生活
収録アルバム:娯楽
http://j-lyric.net/artist/a000682/l00b648.html
先日の入院中にウォークマンを聴いていて、シャッフルで流れてきたときに
左に笑うあなたの頬の仕組みが乱れないように
の歌詞にとつぜん中丸くんをみてしまった、というのも、中丸くんってにやってわらうときに片方の頬が(彼の場合は右だった気がするけれど)あがるようにずっとみえていたので、あー中丸くんみたいなかんじかなーと白い天井をぼーっとみながら思っていた。
『酸素と海とガソリンと沢山の気遣いを浪費している』という出だしの歌詞からしてもともと泣けるし、生活がつづいていくってそういうことだよな、と思うのだけれど、そういう生活のなかに彼らがいて、応援していくことで『あなたの頬の仕組みが乱れない』ことにつながればいい、とねがいにちかいかんじかも。
療養中だったのでかなり弱気になっていたこともあって、
あとどれくらい生きられるんだろう?
行かないで!
追い付かせて
待ってあと少しだけ
生きているあなたは何時でも遠退いて僕を生かす
このへんががつーんと刺さってきたし、中丸のページを日々更新し、彼の生活を送っている彼に『何時でも遠退いて僕を生かす』という感覚を抱いた。
・中谷美紀 MIND CIRCUS
収録シングル:MIND CIRCUS
収録アルバム:食物連鎖
ABSOLUTE VALUE
モテキ的音楽のススメ~中柴いつか・小宮山夏樹盤~
(コンピレーションアルバム)
http://j-lyric.net/artist/a000cf8/l00712e.html
この曲は、シャッフルで流れてきたときに、出だしのフレーズ
君の誇りを汚すものから
君を守っていたい
野蛮な街に心が
負けてしまわないように
を聴いた瞬間に、たっちゃん…!と思った曲。 そのまま聴きつづけて、さいごまでたっちゃん…!と思った。上田竜也というひとは、わたしのなかでほんとうに透きとおっていてどこまでも純情で、どこまでもセンシティブで、やさしく、傷つきやすい少年のようで、鋭利なつよさ、あやうさもあって…というイメージだったので、サウンドの浮遊感や作中の「君」が彼にリンクしすぎてたおれそうになった。男らしさや潔さもあったり「戦うひと」「戦士」みたいな印象もあるので、歌詞中の「REVOLUTION SOLDIER」もいいな、と思った。
さいきんはロックみやヤンキーみがつよいビジュアルではあるけれど、髪型関係なくいつのときもたっちゃんがにこって笑うと、ひかりが照らされるような、まわりを浄化してしまうように感じているので
悲しい世界を浄めるように
街角で笑って
もくる。やばい泣きそう。天使か…
『FILM』の「モノクロの世界を君が照らす」に通じるものもある感がするので、勝手にろばまるソング…とも思っている。
ちなみに中谷さんはいまは歌を歌っていないけど、むかしは坂本龍一さんのプロデュースでけっこう歌っていた。曲数がたくさんあるわけじゃないけど、名曲多い。
・Thee Michelle Gun Elephant PINK
収録アルバム:SABRINA NO HEAVEN
http://j-lyric.net/artist/a0023f3/l018b4d.html
この曲の主人公を亀梨くんで想像したらめっちゃはまったというか、亀梨くん主演でこの歌詞をショートームービーにして観たい。個人的願望。
グリーンアイズ野良猫にキスをしたよ 倒れるくらい やわらかに
海の見えるホテルの壁にあの娘の名を削ってから
PINKのティーンエイジ・ランデブー
PINKの青い夜
ねえ 月にうたえば
こことかね。観たすぎる。いやもうここだけじゃなくてぜんぶなんだけれど。
わたしは曲を聴くとき、とくに歌詞を書いたひとが本人であるときなど、主人公をその本人にして想像する癖があって(みんなそうかもしれないけれど)、だけどぜんぶがぜんぶはまるわけじゃない、というか、私小説的であったりするものばかりでもないし、ファンタジーのようなまったくの創作で成り立つ歌詞もあるので、これはこのひとではないな、というときもちろんある。ミッシェルに関してはだいたいチバユウスケが歌ってこその歌詞と捉えていたけれど、この『PINK』は、なぜだかチバユウスケっぽくない、とずっと疑問に感じていて、だけど明確にこういうひと、というのもないまま軽く10年くらい経ってしまったけれど、ようやくああ、こういうひとだな、と、亀梨くんがわたしにとっての『PINK』のイメージだな、と。青い夜、月、シャンパンとかそういう印象的な単語がもつニュアンスからの連想もある。
というか亀ちゃんのメンバーカラーもピンクじゃーんと単純に考えたけれど、「PINK」の部分を歌にのせるとき「ぴーあいえぬけーの」と歌うので、色のピンクかはさだかではない。
***
おわり。
どうしてもじぶんの聴いている範囲での選曲になってしまうので、偏りや趣味全開感があるのは否めないし、ほんとイメージ先行、直感!でしかないですが…
いやーでもたのしかった。また機会があったらやりたいな、と思います。
ちなみにはじめに、ジャニーズを追いかけるうえでリンクする曲として、椎名林檎さんの2曲をあげましたが、ジャニーズの曲のなかでそれをえらぶとしたら、KAT-TUNの『ONE DAY』だと、ずっと思っています。