舞い散る日々のなかで踊れ

散財していくタイプのおたく。

Kis-My-Ft2『I SCREAM』発売!感想!

『l SCREAM』届きました。

ものもらいが右目に移ってしまったせいで、眼帯も右に移り、長時間の映像特典はさらっとしか観れていないのが残念です。抵抗力うしないすぎか…セバスチャン!僕はここだ!とか脳内で黒執事ごっこが可能です(やばい)はー若いときにシエルコスしたかったな。身長だけは今でもいけると思うんですが。そんなことはどうでもいいや。
アルバムをフルで聴いて、ソロMVも観たので、それのちゃんとした感想を。試聴の感想しか書いていなかったので。
 

 試聴直後の感想はこちら。

rubyk.hatenablog.com

 

 

rubyk.hatenablog.com

 

 
 
うん。うん。なかなかの名盤生まれたなあと思った。夏感はつよいけどとてもいい作品。シングルや既出の曲をうまく配置してきっちり最後までだれずにまとまっているなあという印象。
個人的に、シングル曲や既出曲は必ずしも収録しなければいけないという考え方ではないので、コンセプトから外れていれば落としてもかまわないと思うのだけれど、タイアップの関係上むずかしいこともあるのかも。そのあたりも踏まえて感想を書いていきたいと思っている。
 
1."5th" Overture
レッツダンス部分が思ったより少なくて、2分弱のなかでジェットコースターみたいな変遷を辿るおもしろい序曲だった。ライブのはじまりを告げる曲として期待感を煽る意味ではこれくらい壮大でもたのしみかなと。どういう登場になるのかはわからないけれど、これが終わってすっと1曲目にはいる様子が目に浮かぶ。
2.YES! I SCREAM
いやーフルで化けたね(個人的にだけど)試聴からこんな印象が変わるなんて思わなかった。
いままでのリード曲とはなんとなく立ち位置がすこしちがくて、かっこいいキスマイをただわれわれが享受する、というより盛り上がろう!というか、MVもオリンピックの開会式みたいだなあというかんじだったので、そのあたりも意識したカーニバル感やおまつり感をだいじにしたのかな?という楽曲。でもやっぱり強気のキスマイも歌詞中には健在。そういうところすきだよ!もう!ばかばか!ほんとすき!状態。
MVのほうもかなりいい雰囲気のなかつくってるなあと思えて、たのしそうでなによりです。なんか突き抜けたというか、ふっきれたというか、そんなふうにみえた。
 3.Summer Breeze
これは、もう期待どおりで期待以上の曲だった。夏曲とひとくちに言ってもいろいろな切り口があると思うけれど、このパターンはありそうでなかったあたらしいキスマイかなあ。個人的には夏の暑さを全面に押し出すよりも、ちょっとそぎおとしてクールに立ちふるまいがちなところがキスマイっぽくてすてきだし、アレンジもシンセ揺れてたり、打ち込みえぐめなかんじがたいへんすきです。
 4.Gravity
わたしはやっぱりこういうかっこいいキスマイをあいしている。かわいみやさわやかみもいいとは思う。けれどやっぱりわたしがあいしたキスマイはこうやってぎらついてガシガシ踊る彼らだとこの曲を聴いてあらためて思った。Summer Breezeからの勢いを落とさないながれも秀逸。
 5.PSYCHO
ちょっとわらっちゃうくらい和アレンジですなー!じぶんが知っているかぎり、和楽器バンドにリミックスしてもらった「しはは」くらいしかキスマイには和のイメージがなかったので超新鮮。これパフォーマンスで魅せるとなるとどこまで和に絡めてくるんだろう。和っぽいのことがやりたかったのかな?
ライブでどこまで絡めるか、というところで評価がかなりわかれそうだと正直思う。完全なるジャポネスク感出すのはちょっとキスマイとはちがうような気が。そういうことをしなくてもふつうにダンスするだけで十分じゃないかとは思う。
 6.& Say(北山宏光藤ヶ谷太輔
はい、HusiQ.K天才〜〜〜〜北山宏光のメロディメーカーぶり!!わたしみっくんのソロがいちばんすきって思っていたのだけれど、そのなかでもメロディをいちばんすきだったんだな、と気がついた(歌詞もダンスももちろんいいけれど)。あと、キスマイとJazzin’ parkの相性のよさをすごくかんじていたので、ここにきてひさびさにクレジットで名前をみて感動いたしました。さあさあライブではうつくしいシンメダンスを!
 7.Flamingo
キスマイって横揺れナンバーすくないのでたのしみにしていた曲。こういう曲はわりとあたらしい挑戦じゃないかなーと思うのでうれしい。洋楽みもある。野外が似合うね。もしも野外ライブをやる日がきたら、夕焼けと夕暮れのあいだくらいで歌ってほしい。部屋で聴いていても、すーっとひとすじの風が吹き抜けていくような夕方のあのかんじが気持ちいいです。
8.夕空
「明日もし世界が消えても」ってセリフを使い古された、と言い切ってわらっちゃうんだけど信じたいという歌詞にみえる現代っ子アイドル感すき。ああキスマイだなあって個人的には思う。日々のさまざまに揺れながらちょっと自信なさげに、でも好きなひとの手を引いていたいって、ついてきたらぜったい大丈夫!ってきっらきらしているアイドルがあたえてくれるものとは絶対的にちがうのだけれど、こういうところが彼らのもつ普遍性なのだろうと思う。
9.最後もやっぱり君
やっぱりこのうつくしいイントロは神だ。事務所的にちょっとごたごたしていたのかな?という時期にリリースされたこともあって、あまりテレビでは歌えなかったし埋もれてしまったのが否めない。もったいない。
10.AAO
 キャッチーなシングル曲だけど、アルバム収録で浮き気味になっている気がするのは、ナオトさんとふだんのメインコンポーザーとの音楽性のちがいかな。あたらしい風をとりいれるのはいいと思うし、この曲じたいはすきだけどやっぱりキスマイの真髄はごりごりのAVEXサウンドなのかもしれない。
11.メガ☆ラブ
「俺は恥ずかしかったけど、ちゃんとかけ声しろよ?」と(言い方に語弊)自担に言われしまったのでどうしようわたしだってはずかしい…ととまどいを隠せないでいる。こういう曲がキスマイのアイドル性なのかもなーと思いつつ「モテたいぜトゥナイト」あたりにみえるトンチキ系ラブソング(褒め言葉)の系譜かもしれない、とかんがえてみるけどこたえはまだ出ていない。
12.MU-CHU-DE恋してる
楽曲の性質上メガ☆ラブからのここにしか配置できなかったんだろうな、と思うので外しちゃってもよかったんじゃない?と思うよごめん。でもかわいいよ。
13.NOVEL-Album ver.-
冬のにおいをかんぺきに消すアレンジに様変わりしていた。このあたりはほんとうにタイアップの性質上収録はしかたがないと思うのでこうするしかなかったのかも。
14.Re:
これね、ここまでほんとうに応援してきてよかったと、心底思える楽曲でした。もうそれがすべてなので、なんかこれ以上言うことがない。
あ、でも歌割り部分がそのメンバーの歌詞じゃないかと、試聴の段階で想像していたのだけれど、かなりごちゃまぜになっているみたいですね。歌割りがこの歌詞このメンバーが書いたかんじする!みたいな、かなり「らしい」パートだと思っていたので、あとから制作メイキングをみておどろいた。宮田さんが手紙から一曲にまとめてくれたとのことで、そのちからがすばらしいなと。
15.I Scream Night
個人的にこういう踊れる曲だいすき。「Re:」は良曲にはちがいないけれど、NOVELからRe:のながれでおわってしまうと、一曲目からずっとつらぬいてきた勢いやコンセプトをとめることにもなりかねないかんじがするので、締めにこれを持ってきてもう一回あげてくるかんじほんとすき。
 
ざざっと感想書いたけれど、あまり試聴のときと変わっていない気が…あくまでわたしが思ったこと、抱いた感想なのでたぶんそういう意図じゃないということもかなりあると思います。
キスマイはここ1~2年勢いがおちたとか言われがちだったように思うし、それもわからなくもないとは思うのですが、このアルバムはキスマイにしかつくれないものだと思うし、たしかに2013~2014年ごろの瞬間最大風速のような、わたしのようなファンでさえ肌でその風のつよさをものすごくかんじる時期といまはちがうけれど、一歩一歩をたしかにじぶんたちのものにしているのだな、ということがすごく感じられる作品をつくったことをほんとうに誇りに思います。さすがにちょっと贔屓がすぎるか(笑)
そういえば、クレジットにジュリーKとあったのが見慣れなさすぎてわらってしまった。なんというか…いろいろあったし、個人的にはいろいろ思うこともあるのですが、
ここからまたあたらしいスタートですね。
 
 
あとソロMVね~事前にすこしだけ解禁されていたけれど、これメイキングも含めてたのしかったので、ぜひそのことを書きたい!
まず『FIRE!!!』
藤北はやっぱりなにやってもかっこいいっていうかさらっときめちゃうな、って思った。個人的にはまだ言うけど、やっぱりこの曲は過去のもので完結してるのだけれど、本人たちがMVつくって完結、というかたちにしたかったのであればそれはそれで良いかたちなのかな、というかんじ。
カメラに映っていないところで疾走するみっくんのかわいさ2000%だった。
『Get Ready』
うれしそうでたのしそうな千賀さんが印象的。千賀さんはほかのメンバーのMVでも光っていておもしろすぎたけれど、やっぱり真髄はここにあると思うので、こういうコラボの機会をまたみたいと思う。本人の言うとおり、バラエティもいいけど、ダンスをみせる機会というのはやっぱりキスマイなので、キスマイではかっこいい千賀さんがみたい。
『ヲタクだったってIt's Alright!』
控えめにいっても最高。宮田さんがいればキスマイは大丈夫とさえ思った。このサイリウムヲタ芸している映像がTVスポットで流れるとかつよい。鉄拳さんに描いてもらった漫画といい、RPGのような映像といい、宮田さんの魅力をあますことなく詰め込んだMV。宮っちほんとかっこいいよ。
『ワッター弁当』
料理男子好きはこのMVをみるべき。さくさく料理を完成させていく横尾さんとか最高だよ!まじで!しかも弁当箱わっぱだよ!わかってる!
ただ、レコーディングブースでメンバーの合いの手の指示出しする横尾さんとか、MVにメンバー全員でてきちゃうところはやっぱり帝王感を見出さずにはいられない…これは試聴のときからかわらない…ていうか映像でさらに加速…
あと、板前ダンサーが最高すぎてやばい(千賀さんです)
『ALIVE』
試聴した段階で曲をかなり気に入っていて、MVも真っ白でどうなるのか、と期待していた作品。ここまでアート性の高いものになるとは…玉森裕太がこわい。わるい意味じゃなくて。たしかに生粋のクラブっ子っぽいイメージだったし、こういうアーティストすきそうだな、とかあったけれど、この子の頭のなかこういうふうになっていたのか、と。もうかわいいだけ、かっこいいだけの玉ちゃんじゃない。いや、あいかわらずかわいくてかっこいいのはかわらないけど、なんだろう、うまく言えないけど、僥倖っ…!
『ジョッシー松村のSCREAM』
わたしらキスマイすきでいていいんだな、というか、にかちゃんがほんとうにキスマイすきなんだなというか、もううまくまとめられなくてごめんだし、正確にことばにできないじぶんの語彙力がもどかしいんだけど、胸のあつくなるMVだった。こういうことをメンバーに歌われる日がくるなんて想像もしていなかった。これだからキスマイはおもしろくてはなれられないのかもしれない。ちなみに森玉裕大役として玉森くんと、まさかのふたたび千賀さんが友情出演。健子かわいいよ健子…にかちゃんのチアリーダーすがたもかわいくて、まさかこんなに女装を目にする日が来るとは…わらう。
 
この魅力をつたえたい!!って思うんだけど、わたしのちからではうまくつたえられなくてめっちゃ残念なのですが、ほんのすこしでも興味がわいて、このアルバムを聴いてくれるかたがいらしたら恐悦至極にぞんじます。
 
大阪でのライブが近づいていますね。行かれる方はたのしんできてくださいね!!
わたしは今日のMステ、体調がよければリアルタイムで観たいなあと思っています。