舞い散る日々のなかで踊れ

散財していくタイプのおたく。

まんが「浪費図鑑」読んだら泣きそうになった。

話題の「浪費図鑑」のまんが版が発売されたので読んだ。

自分の命削って稼いだお金を、好きなことに使ってなにが悪いんですか!?悪くないもん魂の補完だもんえーーーーんって気持ちになったよ最高!!!

お金で買える尊み最高〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

推しに時間とお金を浪費…まあそりゃ興味ない人から見たら無駄遣いの極みだとか愚行の果てとかなんでしょう。時間や空間に対して時間やお金を使って、だけどその中で生まれる感情にお値段つけられない。

 

まんが浪費図鑑 (コミックス単行本)

まんが浪費図鑑 (コミックス単行本)

 

 これはまんが。エッセイのほうは同日第二弾が。ラインナップは安室の女、セーラームーン、ジャニーズJr.…なかなか興味深いラインナップ。

 

もともと、のめりこんだら一直線&浪費しがち&タイミング来たら光の速さで飛び込みがちというステータスを初期装備しているので、なにかのおたくになると前面に出てきちゃいますけど、ジャニーズにはまってからはそれが顕著というか「踊れ踊れ~~~~~~~~~~~~~~~~」と叫びながら沼でノンストップダンス(残高をちらちらしながら札を撒く)しがちな奴になっているわたしには共感しかなかったです。

浪費の仕方ってそれぞれ違って、たとえばこの本の「若手俳優で浪費する女」は舞台チケットのほかにプレゼントをがんがん贈っていたりするし「占いで浪費する女」は誰かに、というより「誰かの言葉」を求めて、だったりするけれど、そこから得られるものの価値はジャンル関係なく変わりもないように思う。その価値に対して浪費している感覚ってあまりないかも。必要経費?無駄だと思っていない。それほど思えるものに出会えた人生をわたしはめちゃめちゃ肯定したいし、むしろそういうの知っちゃうとそれなしでは生きていけない劇薬。最近の合言葉は「速効でキメれるハッピーな魔法くれよ!!!」だ。

一生遊びを忘れず生きていきたい。人は遊ばなくなるから歳をとる(ヒプマイ)だからさ!そんなわたしは最近、もっぱら渋谷の女です。あーでもハマの女もいいなあ。