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舞い散る日々のなかで踊れ

二次元とジャニーズを主食に生きてる。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第1期完走の感想。

 前回、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』放送直前SPを観たことを書いた。

rubyk.hatenablog.com

あのあとさっそく鑑賞開始、先日ついに25話まで観終わったので感想を書こうと思っている。26話の見逃し配信期間中に間に合ったーーー!!第2期のスタートを観ずに毎週観るのは微妙だし、かといってDVD出るまで待てないしな。

わたし自身は前回も書いているように、ガンダムには詳しくないので「ガンダム」の名を冠した作品としての「鉄血のオルフェンズ」の評価はわからないのだが、わたしのようなニワカが観たオルフェンズはおもしろすぎて毎話震えてたよ…!

 

以下感想はがっつりネタバレ含んで投下します。進行中の方はお気をつけて。ガノタの方がもし読んでいたら、ニワカの感想だと思ってお手柔らかにお願いします。

いつもジャニネタでブログ書いているわたしですが、今回はジャニーズはぜんぜん関係のない内容です。あ、でも一言だけ。たいぴちゃん、あなたがジーンズを愛する気持ちがことしもかたちになりますように。

 

 これ欲しいわ…買うか…って思ったんだけどプレミアついてた。

 

 

とりあえず感想のまえに声を大にして言いたいのは

ビスケットのネタバレ、放送しちゃだめなやつじゃね??

いや、2期の直前スペシャルだから、1期観た人が見ているだろうという前提かもしれないし、インパクト大のシーンを見せて一気に惹きつける目的もあったのかもしれない。だけどあの番組で惹かれて円盤買ったりレンタルに走るひとがいるかもしれないことを考えるとあれ一番やっちゃダメなやつじゃないかなーそもそもまずあそこに召喚された宮田くんは未視聴のひとだしな…

というのも、わたし自身は視聴前にビスケットというキャラの立場をよく理解していたわけじゃないので、大勢いる仲間のうちのひとりで、とはいえそのなかでも主要キャラクターなのだろうくらいの感覚でいた。もちろん戦いを描くわけなので仲間の死という描写は避けられないだろうし、おそらくビスケットという子だけじゃなく色々な仲間が死んでいく鬱展開なんだろうな…と思い描いたのよね。

いざ、見始めるとビスケット超~~~~~重要キャラでやんの。しかも参謀、冷静、頭脳、やさしさ、ストッパー、お兄ちゃん、可愛い双子の妹、そしてふくよかなかわいさによる癒し効果、CV:花江夏樹といういくつもの要素を兼ね備えているうえに、このひとがいてくれるから大丈夫だよね、っていう主人公の三日月さんとはちがうベクトルでの安心と信頼を寄せられるキャラクターだったからびっくりだよね。

ビスケットの死をネタバレするのは、昌弘からフミタン、そしてビスケットという過程で死を描いた意味がなくなってしまうんじゃないかなーと思った。戦いのなかで犠牲になった少年も敵もたくさんいるのだけれど、鉄華団のメインキャラクターのなかで唯一の死だし、あれをトリガーとして最後の分岐に入っていくような重要なポイントだったし…それこそさいしょの感覚だとシノとかユージンあたりのキャラもがんがん死ぬんでしょ?みたいなかんじだったんですよ。でもそれはなかった、みたいな…

まあ最初から観ていればなんの問題もなかったわけだからわるいのはわたしなんですけどねw四の五の言ってんじゃねえ!ってかんじですねw

 

さて、作品の感想。

 

まず、キャラクターがみなとても良かった。主人公の三日月・オーガスだけど、たいぴ*1ではなかったなふつうにwそれにミステリアスって説明していたけどべつに秘密主義っぽくはないように感じた。躊躇なく「ありが」パンパンつって銃声鳴らしたり、人殺しを楽しんでいるだろ!?って言われるくらい戦闘に於いて冷徹だったり狂気じみた面はあるけれど、仲間(と認めたひと)傷つけるやつ絶対許さないマンだったりやさしいところもあったり、天然ジゴロだったり…なかなかのキャラだと思いますやっぱすげえよミカは…ただなーオルガとの関係性はうーーーーーんなんだろう…信頼とか絆とかもはやそういうことばではかんたんに言い表すことができないし、うーーーーん共依存とかにちかいのかなあ…?三日月→オルガもなかなかだけど、オルガ→三日月もなんかこわいんだよねえ…囚われてるかんじがする。22話だったかな、ビスケットがいなくなって再起不能寸前に陥ったオルガの立ち直らせ方は正直すっごいこわかった。あれが三日月さんなりの(っていうか三日月さんにしかできない)オルガにしか届かない喝の入れ方のようにも思えるけど、それだけでもなさそうに感じる描き方だったんだよねえ…何度も描かれていた過去のシーンにヒントがありそうですが、それは2期で紐解かれるのでしょうか。

 三日月だけじゃなく鉄華団自体、生きていくためにしなければならないことのためにするっていう、戦争がどうかとか人殺しがどうかとかそんなことを机上で論じている場合ではなく、今日を明日を生きていくためにどう動くのか、という印象を受けました。弾除けや撒き餌扱いをされ、使い捨てられようとする彼らにはそういう選択しかないだろうし、冷静な当然の選択なのだろうなーと。だけどなんか儚さもかんじましたね、前に進むしかないぶん強くもあるのだけれど捨て身にちかい強さだし、少年たちの揺らぎや孤独、脆さもそこにみちゃうみたいな…BBAだからさ!

だから、そうやって身を寄せ合うこどもの彼らがタービンズと出会えてよかったと思うんですよね。これまでまわりの大人=クズくらいの認識(おやっさんはべつ♡)だったんでしょうが、そうじゃないひとも広い世界に出てみればいるっていうか。とつぜんの任侠みにはわらったんだけど、よくよくかんがえてみれば、鉄華団っていうネーミングだって、血が固まって鉄みたいに云々って言っていたし、もともと他人が寄り合ってひとつのコミュニティに家族くらいに濃いつながりでいるって、それこそ任侠の世界だなと思うので、なるほどな~と。

ヒューマンデブリであることをことあるごとに卑下していた昭弘が弟の昌弘との再会で話したすべてと「楽しかったから俺がゴミだってこと忘れてた」って語るあたりがすきすぎるんだけど、居場所をじぶんたちで作っていくのと同時にそこをじぶんの居場所であることをゆるしてくれるひとがいるっていうのも大切だよなと思った。

昭弘と言えば、いや~~もうラフタとアジーさん生きてて良かったよね;;;;

派手が過ぎるくらいにフラグを乱立しまくって、教科書どおりかってくらいきれいに回収していくっていうのがつづいたから、ペディキュア塗る描写が頻繁に出ていたラフタなんて仮に生きてても足失うんじゃないかとかもう操縦できなくなるんじゃないかと思ったし…

 まともなおとなと言えば、メリビットさんもそうだと思うんだけど、彼女に関してはまともがすぎて

 

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これ。

たしかに「弔い合戦だ!」ってオルガが言いだしたときはひぇえええっ暴走!ってなったし、メリビットさんの言うこともごもっともなんだけどね…でもなんかおとなすぎたよね…ああいう世界で生きてきた子たちだし、片や銀行部門で働いていたひとだし…

あと、Wヒロイン?をはじめ、女性のキャラがすごくすきでした。アトラちゃんの「ふつう」さはストーリーの要所要所で効いていたし、クーデリアもどんどん成長してかっこよくなっていたし、タービンズの面々なんて最高ですよほんと…アミダ姐さーん!女性は強いよね。嗚呼でもフミタンの回はな…フラグ立ちまくってたからわかってたけど、うっ;;;;

カルタも敵側だけど良かったなあ。CV:井上さんつよすぎ…幼いころのマクギリスとのやりとり、ああいうところがすごくいいですよね素直じゃないけど。ツンデレ発揮して部下に苦笑いされちゃうかんじからするに愛されるポンコツ(ひどい)

マクギリスにはああいう高潔さみたいなところが疎ましかったのかもなーこれはガエリオにも言えると思うんだけど貴族育ちで結構世間知らずっていうか温室育ちっていうか、なんか正しすぎるんじゃないかな。ガエリオの正しさってまさに純度の高い正しさだったし。正義の主人公を描くならガエリオみたいなひとなんだろうね。マクギリスと対峙して泣いているガエリオ、ほんとただの主人公だった。

そんな細胞の隅々まで真っ黒なチョコの人マクギリスさん、ほんっといい声出すなあ!!!!!

あの声になら騙されてもいいわむしろ騙してくれ…ベストオブいい声は、アルミリアに向けた「踊らないのかい?」です。絶妙なトーン…!

マクギリスはどうもファリド家に拾われる前は三日月たちとおなじようなかんじだったのかな?ギャラルホルンの改革云々言ってたけどそれは表向きで真の目的は復讐だよね?でももうお義父さまを島流しにしちゃってだいぶ遂行できてないか?セブンスターズ内の地位くらい?あとギャラルホルン自体崩壊させたいとか…過去に関係したなにかが更にあるのかどうかは2期しだいかなって思うけど、27話観たかぎりではラスボスっぽさがあまりないように思えた。これも計算なのかもしれないけど…

マクギリスまさに外道キャラだと思うけど、なんか嫌いになれないんだよな。すきですよマッキー。わたしのなかではネタになりつつあるごめん。だって「内通者がいるんだろう、腐敗ここに極まれり」キリッとかわらってまうやろ…

 

 ストーリーでびっくりしたのは「阿頼耶識」というシステム。MSとじぶんを接続…?脳に直接情報を送り込む…?阿頼耶識という言葉は仏教用語で「無意識」みたいなことをいうらしいので、まあ神経接続…MSとじぶんが一体化するようなそんなかんじなのかな?だからじぶんの身体みたいに動けるっていう認識でOKなんですかね。観ている限りでは攻撃された場所とおなじからだの部位に痛みが連動するようなことはなさそうだったけれど、最終話にてバルバトスとの関わりを深くした三日月さんの目と右腕のことを思うと、阿頼耶識を使うことによってでかいデメリットがなにかしらはあるんでしょうね。今も負担かけてるけど、もっとどうしようもなく絶望的なやつ。しかしアインの阿頼耶識はどうせそんなことになるんだろうと思ってたよ…っていう虚無感しかなかったな。あれもフラグかもな。

 しかし前半はほんとうに熱い展開だった!個人的にすきだったのは第4話~6話。そのあとのタービンズとのあれこれも良きだからこのあたりは夢中になっちゃって睡眠時間削って観た。しごと中めっちゃ眠かったけど、帰ったら続き観るんだ…!で乗り越えてるあたりなんだかアニヲタになったばかりのころを思い出した。2周しちゃった。

まず大荷物持って志願しにきたアトラちゃんかわいい大正義だしね…ユージンの見せ場も熱かったし戦闘のテンポや描写も良くて手に汗握るじゃないけどほんとうにわくわくした。マクギリスやガエリオと交戦したのもここがはじめてだったし。

「迎えに来たぜ、大将!」

「時間どおり!いい仕事だぜ昭広!」

のとこの昭広最高すぎて惚れた…6話はほぼ日常話で、オルフェンズは戦闘少ないって言われているみたいだし、確かに毎回戦闘があるわけじゃないな?とは思うんだけれど、成長や変化が観られる日常回はけっこうすきです。うまく言えないんだけど、生きているってかんじがします。だから切ないけど第13話「葬送」もいい回だった。あれこそ生だなって思うな。あと大気圏突入のシーンも印象に残っている。敵のモビルスーツ盾にするとかさすが三日月さん…あんときのアトラのぐっちゃぐちゃの顔かわいい天使か。こんだけアトラかわいいかわいい言ってるけどわたしクーデリア派なんだわごめん。

ただ、後半、特に地球に入ってからは熱いというより凄惨な展開へ巻き込まれていったり自ら進んだりな鉄華団っつーかオルガだったから、最悪三日月さんとオルガ以外((ユージンとかは別だったけど)これは勘違いだった。後半も2周したら24話にてちゃんと加勢していた)

全員死…ってラスト予想したしむしろそれ以外ないだろ…な選択だったからラストがすこしぬるめだったような…?いや、全滅ENDじゃなくて良かったんだけど、あそこまで都合よくいくかなあ…とも思った。それこそじゃあなんであの時点でビスケット死なせた…っていう。うーん…ビスケットがいなくなったことと、それによって歯止めが効かなくなってあの選択しかなかったっていうのはわかるんだけど…

ドルトの労働者のデモとかも、あ~やりたいことってか描きたいこといっぱいあるのかな~って思ったけど、いろいろ広がりすぎて急にぼんやりしたように感じたのは否めなかった※追記:2周したらなんとなくつながった。理解力の問題だった。

でも久々にぐっと来た作品であることには変わりなかったし、これだけ夢中になったのはひさしぶりだった。知識なさすぎて歴代の作品との繋がりだとか、どう違うなにが違うってこともガンダムとしてどうなのかってこともわからないのだけれど、知らずに過ぎなくてよかったと思える作品だったことに間違いはないです。なんかとっ散らかった感想になってしまったけど…

モビルスーツモンタークさんの赤い機体がかっこよかったな!カラーリングとしゅっとしたのが好み。名前調べたら「グリムゲルデ」だったからさらに良き。バルバトスの武器も鈍器系だったり太刀だったりしてわくわくさせてもらいました。

 

27話からリアルタイム…と言っても日5はだいたい働いているので真のリアタイではないんだけど、追いついたので観ています。

気になるポイントがすでにたくさんあって非常に楽しみです。OPには不穏な三日月さんの姿もあって壮絶な展開になりそうだなあ…と思っているところであります。

毎週待ち遠しくてたまらなくなりそう。

*1:Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔。竹若さんたちのミステリアスな主人公という説明を受けて、宮田くんがキスマイメンバーに例えた