舞い散る日々のなかで踊れ

散財していくタイプのおたく。

10Ks!@ナゴヤドームにお邪魔してきました。

KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE 10Ks!

にお邪魔してきた。他担なので、あくまでお邪魔致します…お願いします…という心持ちだ。

本当に衝撃的で素敵なライブだったので、感想など。正確なレポではなく気持ちのまま書き散らします。

もしもハイフンの方が読んでいて、気分を害されてしまったらごめんなさい。でも心が広い方はおなじジャニ好きとして大海原か大草原くらいのどーんとした気持ちで読んでいただけたらうれしい…

 とりあえずね……

 

KAT-TUNかっこよすぎか!!!!

 

いや、あたりまえだよね…うん、かっこいいのは知ってた。だからライブに行ってみたいって思ったんだから…

KAT-TUNにはいろいろあったけれどその歴史をともにすごしているわけじゃないから、わたしは語るべき言葉を持たないし、語る資格もない。だいたい本格的にジャニヲタと化したのも4人になってからのことなので、だから本当にあの日目撃したことと、本当に良いライブだったことだけを。無責任かもしれないけれどご容赦ください。

前日までカウコン(カムヒアのやつ)とかを観ていて、やっぱり4人で作り上げていたステージやパフォーマンスに圧倒されたり感動したりしていたので、正直どうなるんやろう…とは思っていた。どれもエンターティメントに溢れていて、ジャニーズの真髄ここにあり…とかこれが10年(正確にはあのときはまだ8年だけれど)のなせるわざ…とか思うけれど、とくになかまるーぷマシンからの「BLACK」「BREAK UR CAGE」の流れがだいすきです。自分が知ってるジャニーズじゃなかった。なんだろう、アーティストって言葉が正しいのかはわからないけれど、もう、アイドルなんだけれどアイドルの域を超えているというか。たくさんのひとがKAT-TUNのライブを賞賛する理由がDVDだけでもなんとなくわかってはいたのです。

そんなふうに感じていたKAT-TUNのライブにいけるわけなので、楽しみではあるけれど、もちろん田口くんはいないわけで、だけれど感傷的になるような立ち位置にいるのは図々しいし、でもやっぱりそこになにも感じないわけではない…というすごく複雑な気持ちで翌日を迎えたわけです。

プレ販に家族(一緒に参戦。唯一無二のジャニ仲間ともいえるもはや相方的ななにか。家族なのにw)が行って銃など購入してきてくれたのでそれを携えて、とりあえず黒のダブルライダース着ていくかって。双子とかそういうかわいいことする歳じゃないんですすいません、でもなんかKAT-TUNはそれが正装なんじゃないかって思ったんです個人的に。あくまで個人的にです。

開演前コールはカムヒアのときとおなじなのかな?とかいろいろ考えていたのですが、なにもなくあれ?あれ?と思っていたら客電が落ちて、あわわわわ始まっちゃった!と。で、ドクロ旗がスクリーンにはためいて、ついに生KAT-TUNと対面したわけですが…

 

1曲目はじまったとき泣いてた。

 

いや、ごめんて。ほんとそういう立場じゃないことはわかってる。しかもGOLDって旧い曲だよね…歴史なんもしらんやろ!といわれたらほんとそれ、状態なんだけれど、もうなんかそれまで抱いていた複雑な感情が消え去って感極まりました。だって海賊やん?豪奢な衣装でぎらつく海賊やん?二次元ヲタ(そして厨二感だいすき)のわたしがときめかないわけがない。そもそもKAT-TUNってほんと二次元感ある。そんな3人の海賊にこれからの3時間を奪われるわけでしょ?そんなすばらしい話があるかよ!!!

と、すでに1曲目で興奮状態。そこから畳み掛けるように繰り出される曲の数々にもうノックダウン寸前まで持っていかれました。圧巻だよ…(ちなみにPERFECTでもじーんときてたら、たっちゃんの『それそれそれそれ!』に崩れ落ちるかと思ったw)

わたしはもともと邦楽ロック厨のうえ、ダンスミュージックで踊りまくりたいんです。だからKAT-TUNの曲がこうやってつぎつぎに襲い掛かってくるともう人間やめてダンスマシーンになりたくなる。ああ、そうだ、KAT-TUNをテレビで観ているだけじゃ飽き足りなかったのは、きっとその音楽にざわざわするからだ。

キラキラかわいいアイドルっぽさを排除したようなKAT-TUNの楽曲たちは、わたしの感覚をほんとうにざわつかせる。KAT-TUNの真髄であるロックチューンはもちろん、「THE D-MOTION」「STAR RIDER」とか「You are DELICIOUS!」とか「TOKYO STARRY」みたいなクラブチューンをほんとうに気に入っていて、この良さはあかん…ほんとにこれはあかんよ…なんだこれ…と思うくらいに。

あとは厨二感とかメリーバッドエンド感、いわゆるメリバ。すごく二次元ヲタ的発想でごめんだけれど、KAT-TUNの楽曲にはそれを感じてしまい、大好物のわたしはもう死ぬほどたまらない(ちなみにそういった意味でのナンバーワンはWILDS OF MY HEARTです)

そういう前提があってのあの怒涛の前半なので、もうぼろぼろだよね…ずたぼろ。ほんと骨の髄まで奪われた気分だよ…だって、おいでよ、とか、今日は一緒に遊ぼうね、とか、楽しんでねとか言って手招きされてるんじゃなくて、もう手を掴まれて引きずり込まれるかんじだった。ほんと人間やめて、レーザービームが切り裂く会場に浮かぶほこりになって音の粒に漂いたいと思ったよ。やだ、こんなのはじめて(自分でもよく意味がわからん)

しかもバックもいなくて、3人が歌って踊ってるだけでこれだよ…もう意味わかんないよ!すばらしすぎて。

「ここに沼があるよ」じゃなくてもう黙って手を掴まれて沼に引きずり込まれるかんじね(大事なことなので二度)

やべえ…やべえよ…このそこはかとない沼感はなんだよ…いや、もうずぶずぶなんじゃないかな…

くそかっこいい前半のあと突然のドラキュラじゃん…今それやっちゃう?いや、そうだよな10周年だもんな、そうだよな…とか思ってたら、突然のバイク音で、あれ、これどっかで…デジャブ…?

んんんwwwたっちゃんがバイク(三輪w)で疾走しはじめて、もうやめて!わたしのライフはゼロよ!みたいな…似合いすぎかよ。ってかそれ1塁側(むかって左が1塁でいいのよね…?)のとびらのとこで亀ちゃんのらぶゆあ終わるの待ってたん?よし行くぜって思ってたん?

かわいすぎか!!

そしたら今度はクリニックの白衣脱いだ中丸さんがスターライダーはじめて(しかも演出のかっこよさ)てか中丸さん白衣似合う…虚無感漂うフェイスに白衣最高か…

あ、もうこれだめだわ。あきらめよう。うん、帰ったら即DVD鬼リピ決定だわ(真顔)と思った。

パフォーマンスだけじゃなくて、大抽選会とかボイスクロックの収録とかもさ(ちなみにこのときの名古屋の10Ksに来てくれた〜が覚えられなくて狼狽気味のたっちゃんかわいすぎた)…ほんとにファンのために…っていうか楽しませようとしてくれていたり、どうにか感謝を伝えようっていう気持ちがわたしのような他担にもむちゃくちゃ響いてきて、もうずっと震えてた。遺影からの亀ちゃんのああいう悪のりとかだいすきです(小並)本当に、唯一自由でいられる場所なんだから、という一言に集約されるなあと。

あと四回はKAT-TUNでいさせてよっていうのは切ないけどな…これからもずっとKAT-TUNでしょ!!!っていう…そのあたりはきっといろいろな思いがあるはずなので、そうやって簡単にも流せないし、言えないですけど。

 で、わちゃわちゃはじまって中丸さんが調整にはいる感とかね。もう天の使いかよ…

 

後半は、やはりRAYと新曲2曲連続でぶちこんでくるところがひれ伏したいくらいにかっこよかった。あれは神だね……神をみた……神はいた!

からのたっちゃんのピアノ…プレシャスワン大好きなんです。この緩急自在な構成をきっちりと決めるこの3人はなんだ…神様…仏様…KAT-TUN様…最大級の拍手を送りたい…もう手が二つじゃ足りない…千手観音になりたい人生だった。

 

なんかね、3人ともきっとっていうかぜったい傷だらけじゃないですか。なのに「敵無し 不可能も無し」とかさあ…

 

むせび泣くわ。

 

わたしも世界の果てまで一緒に転がって傷だらけになるから…(中二)的なことまで脳裏をよぎってしまう強さ、脆さ、あやうさ。

それがすべて歌とパフォーマンスに乗って心臓に直結してくるからもう。

正直ジャニーズのライブでここまで感じたことないです。わたしがこんなふうに思うのは本当にロックバンドのライブだけ。もちろん、それはグループの色というのもあると思う。かわいいとか、アイドル然としているとか、おもちゃ箱のようなわくわくさとか、あとは距離感とか、なにがよくてなにがわるいってはなしじゃなくて、それぞれの個性ってはなしなのだけれど。

KAT-TUNはほんとにね、ぶっ刺さってきました。

だからわたしはなみだを流すし、こころが震える。それなんてカタルシス。

もちろん今までのジャニーズ魂で泣いたことがないわけじゃないし、感動したことがないわけじゃない。それぞれいつも気持ちが揺さぶられる瞬間はたくさんある。

だけど……ってなんか繰り返しになりそうだからやめよう。とにかく死を予感するくらい心臓を素手で掴まれたっていう。ロックかよっていう。

かと思えば3人の挨拶でただロックなだけじゃない、受け入れがたい現実やかなしみと向き合い、どうにか前へ前へ進んでいこうとする真摯でひたむきな人間としての生の感情に触れるわけで、そこにはおそらくこころからの言葉しかない生々しさがあって、虚構でありながら一線を画さないそのすがたが、また刺さってくるのです。

という最初から最大瞬間風速、最初からクライマックスな公演が終了した。

 

とはいえ、DVDで観て本当にすてきだなって思っていた亀梨くんの感謝シリーズを聞かずには帰れないので…でもGoingあるからなあとか思っていたんだけど、Tシャツで出てきてくれましたね。

「We are KAT-TUN!」もね、すてきでやりたかったんだけど、でも、なんだかそのなかに参加していいのかなあって気持ちもあったんですよね。Weのなかに混ざっちゃっていいのかな?とか…
だけどライブが終わってその瞬間が来たら、混ざりたいなって気持ちのほうが強かったです。わたくしめも混ぜてもらっていいですか?みたいな…いや、ぜひとも混ぜてくださいみたいな。

きっとKAT-TUNが作り上げた3時間の空間がそうさせるのだろうなと。ライブはみんなで作るもの、という意識とか実際の演出、パフォーマンスとか、うそがひとつもないから、まっすぐに届くしみんなで最後にそう言って笑顔になれるのかな、と感じたライブでした。

 

ほんとうに勢いのまま書きなぐってしまった。たのしいとこだけ抜き出しでノリに任せて書いていてごめんなさい。だけど本当に良いライブでした。2016年一発目のライブがこんなに素敵なライブでしあわせでした。

 

 

っていうかさあ、わたし気づいてしまったんだけど、むかしね、ミクシィで「死んだ魚の目のひとがすき」だったかそんなようなコミュニティに参加していたことを思い出したんだけど…

わたしドMなんですよね…虚無が漂う死んだ魚の目フェイスに蔑まれたい願望あるんですよね…こころを許したひとにはやさしかったりかわいかったりするんだけど、ふとゲスさとか黒さがちら見えする二次元キャラとか大好物なんですよね…ついでに言うとフェチは手。手のうつくしさ。

 

あっ…(察し)

 

…とりあえず、宣言どおりずっとDVDやプレミアムのスペシャルライブを鬼リピしています。